🇹🇭 タイ旅行ガイド · 2026年版
Panadolの使い方
【日本人向け完全ガイド・アセトアミノフェン】
タイで最もポピュラーな解熱鎮痛薬Panadol(パナドール)の正しい使い方。成分・用量・禁忌・日本のカロナールとの違いを詳しく解説します。
⚠️ 免責事項:本記事は旅行者向けの参考情報です。持病のある方や妊娠中の方は必ず医師・薬剤師に相談してください。
Panadolとは(成分・種類)
Panadol(パナドール)はGSK(グラクソ・スミスクライン)が製造・販売するパラセタモール(Paracetamol)製品で、タイで最も一般的に使われる解熱鎮痛薬です。ほぼすべての薬局・コンビニ・スーパーで処方箋なしに購入できます。
パラセタモールは世界中で使用されている安全性の高い解熱鎮痛成分で、WHOの必須医薬品リストにも収載されています。作用機序は完全には解明されていませんが、中枢神経系でのプロスタグランジン産生を抑制することで解熱・鎮痛効果を発揮するとされています。
タイで購入できるPanadolの主な種類
| 製品名 | 成分 | 特徴 |
| Panadol(標準) | パラセタモール 500mg/錠 | 最も一般的・すべての薬局で購入可 |
| Panadol Extra | パラセタモール 500mg+カフェイン 65mg | カフェインが鎮痛効果を増強。夜間服用は不眠リスク |
| Panadol for Children(シロップ) | パラセタモール 120mg/5mL | 小児用・体重別用量で服用 |
| Panadol Extend | パラセタモール 665mg(徐放剤) | 8時間持続。用量計算に注意 |
用法・用量(成人・小児)
成人(12歳以上)
- 1回:500mg〜1g(1〜2錠)
- 服用間隔:4〜6時間ごと(最低4時間は空ける)
- 1日最大量:4g(8錠)まで
- 食前・食後どちらでも服用可能
- 効果発現:30〜60分
小児(12歳未満)
- 体重に基づく用量:15mg/kg/回・4〜6時間間隔・1日最大4回
- 例:体重20kgの子どもは1回300mg(シロップで12.5mL)
- Children用シロップ(120mg/5mL)を使用する
- 3ヶ月未満の乳児は医師の指示のもとのみ使用可
Panadol ExtraにはカフェインがPanadol標準に追加で65mg含まれています。カフェインは血管を収縮させる作用があり、緊張型頭痛などに対してパラセタモールの効果を増強するとされています。
⚠️ Panadol Extra(カフェイン含有)の注意点:
・夜間に服用すると不眠・動悸の原因になることがある
・カフェイン感受性が高い方は標準Panadolを選ぶ
・コーヒー・エナジードリンクと同時摂取でカフェイン過剰になりやすい
・胃への刺激が標準品より強い場合がある
・妊娠中はカフェイン摂取量を200mg/日以下に抑えることが推奨されているため、医師に相談
禁忌・注意事項
パラセタモールは適切な用量で使用する限り安全性が高いですが、以下の方は注意が必要です。
- 肝臓疾患(肝硬変・慢性肝炎等):パラセタモールは主に肝臓で代謝されるため、肝機能が低下している場合に蓄積して肝毒性を起こすリスクが高まります。医師に相談の上、用量を減らすか代替薬を検討してください。
- 1日3杯以上の飲酒習慣がある方:アルコールとパラセタモールの組み合わせは肝毒性リスクが増大します。飲酒中または飲酒後はパラセタモールの使用を避けるか、医師に相談してください。
- ワルファリン(血液をさらさらにする薬)服用中の方:パラセタモールは高用量でワルファリンの効果を増強する可能性があります。用量は可能な限り最小限にし、医師に報告してください。
- 他のパラセタモール含有製品との重複服用:総合感冒薬・組み合わせ鎮痛薬にもパラセタモールが含まれている場合があります。1日4gを超えないよう、すべての薬の成分を確認してください。
日本のカロナールとの比較
✅ Panadolとカロナールはどちらもアセトアミノフェン(パラセタモール)で、同じ有効成分・同じ作用機序の薬です。
日本からカロナール(500mg錠)を持参している場合、タイでPanadolを購入する必要はありません。用量・用法も同じです。ただし、カロナールはタイの気温・湿度の高い環境では保管に注意が必要です(直射日光・高温多湿を避け、室温で保管)。
| 項目 | カロナール(日本) | Panadol(タイ) |
| 有効成分 | アセトアミノフェン | パラセタモール(同一成分) |
| 1錠あたりの含有量 | 200mg・300mg・500mg(用量別あり) | 500mg(標準・タイ) |
| 成人1日最大量 | 4g(4,000mg) | 4g(4,000mg) |
| 服用間隔 | 4〜6時間 | 4〜6時間 |
| 入手 | 日本:医療用(処方薬)が主流 | タイ:OTC(処方箋不要) |
タイ語フレーズ
🗣️ 薬局で使えるタイ語フレーズ
ขอ Panadol หน่อยครับ/ค่ะ (コー パナドール ノイ クラップ/カー)
Panadolをください。
อยากได้แบบไม่มีคาเฟอีน (ヤーク ダイ ベープ マイ ミー カーフェーイン)
カフェインなしのものが欲しいです。
ฉันมีโรคตับ ใช้ Panadol ได้ไหม (チャン ミー ローク タップ チャイ パナドール ダイ マイ)
肝臓病がありますが、Panadolは使えますか?
オーバードーズの危険性
パラセタモールは適切な用量では安全ですが、過量服用(オーバードーズ)は急性肝不全を引き起こし、生命を脅かす可能性があります。1日4gを超える量を服用しないことが最も重要な安全ルールです。
🚨
以下の状況ではパラセタモールのオーバードーズリスクが高まります:
- 複数の薬に同成分が含まれている(重複服用)
- 空腹・低栄養状態での高用量服用
- アルコールと同時に服用
- 肝機能低下時の通常量服用
過量服用が疑われる場合はすぐに医療機関を受診してください。初期は症状がなくても、24〜72時間後に肝障害が進行することがあります。
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⚠️ 本記事の情報は参考情報であり医療アドバイスではありません。情報は2026年6月時点のものです。