🇹🇭 タイ旅行ガイド · 2026年版
タイでのImodium(ロペラミド)使い方と注意点
【下痢止め完全ガイド】
タイ旅行中の下痢をすばやく止めるImodium(ロペラミド)の正しい使い方。デング熱・食中毒との区別、禁忌症状、ORS補給法を詳しく解説します。
⚠️ 免責事項:本記事は旅行者向けの参考情報です。症状が重い場合は現地の医師に相談してください。
Imodiumとは(成分・作用)
Imodium(イモジウム)の有効成分はLoperamide(ロペラミド)2mg/カプセルまたは錠剤です。ロペラミドはオピオイド受容体に作用しますが、血液脳関門を通過しにくいため、通常の用量では中枢神経への影響がほとんどありません(中枢性の鎮痛・陶酔作用がない)。
腸管のμオピオイド受容体に結合することで腸の蠕動運動(内容物を押し出す動き)を抑制し、腸壁からの水分・電解質の吸収を促進します。これにより便の水分量が減少し、下痢を止める効果があります。タイのBoots・Watsons・Fascino・多くの薬局で処方箋なしに購入できます。
用法・用量
成人(12歳以上)
- 最初(初回):4mg(2カプセル・2錠)を服用
- その後:下痢が起きるたびに2mg(1カプセル)追加
- 1日最大量:16mg(8カプセル)まで
- 通常2〜3日で効果が出る。48時間(2日間)経過しても効果がない場合は受診を検討
- 水分(ORS)補給を必ず並行して行う
小児(2〜12歳)
- 体重に基づく用量(医師・薬剤師に相談)
- 通常:0.1mg/kg/回(初回)・その後0.05mg/kg/回
🚨 2歳未満の乳幼児にはImodiumを使用しないでください。腸管閉塞・腹部膨満等の重篤な合併症が報告されています。
使ってはいけない状況
Imodiumは腸の動きを止める薬であるため、腸内に細菌・毒素が留まることになります。そのため、感染性腸炎(細菌・ウイルスによる下痢)では逆に症状を悪化させる危険があります。
⚠️
以下の状況ではImodiumを使用しないでください:
- 38.5℃以上の発熱を伴う下痢
- 血便・粘液便(便に血や粘液が混じる)
- 激しい腹痛・腹部けいれん
- 腸閉塞が疑われる症状(腹部の強い張り・排ガスが止まる)
- 2歳未満の乳幼児
これらの症状は感染性腸炎・赤痢・腸チフス等の可能性があります。Imodiumで腸の動きを止めると細菌・毒素の排出が妨げられ、症状が悪化します。
ORS(経口補水液)との併用
Imodiumは下痢の回数を減らしますが、すでに失われた水分・電解質を補給する効果はありません。Imodiumを使用する場合は必ずORS(経口補水液)を並行して服用し、脱水を防いでください。
タイの薬局でORS粉末が購入できます。1袋を250mLのペットボトル水(清潔な水)に溶かして飲みます。作ったら1時間以内に飲みきりましょう。
日本の薬との対応
| 日本の薬 | 成分 | タイでの相当品 |
| ストッパ下痢止めEX | ロペラミド塩酸塩 | Imodium(同成分) |
| トメダインコーワ錠 | ロペラミド塩酸塩 | Imodium(同成分) |
| 正露丸 | 木クレオソート | 相当品なし→持参推奨 |
タイ語フレーズ
🗣️ 薬局で使えるタイ語フレーズ
ฉันท้องเสีย ไม่มีไข้ (チャン トン シア マイ ミー カイ)
下痢をしています。熱はありません。
ขอ Imodium หน่อยครับ/ค่ะ (コー イモジウム ノイ クラップ/カー)
Imodiumをください。
ขอ ORS ด้วยครับ/ค่ะ (コー オーアールエス ドゥアイ クラップ/カー)
ORS(経口補水液)もください。
病院に行くべき症状
🚨
以下の症状がある場合は受診してください。
- 発熱38.5℃以上・血便・激しい腹痛(Imodium使用禁忌)
- Imodium服用後48時間経過しても改善しない
- 意識が朦朧とする・尿量が極端に減る(重篤な脱水)
- 嘔吐が続き水分が摂れない
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⚠️ 本記事の情報は参考情報であり医療アドバイスではありません。情報は2026年6月時点のものです。