🧠 インドで頭痛になりやすい原因
インド旅行中に頭痛が起きやすい理由はいくつかあります。頭痛の原因によって対処法が異なるため、まず原因を考えてみましょう。
- 脱水:インドの暑さと汗で水分が失われやすい。頭痛の最多原因のひとつ。まず水分補給を試みる
- 熱中症:北インドの夏(4〜6月)は40〜50度超になることも。めまい・吐き気を伴う場合は要注意
- 時差ぼけ:日本との時差は3時間半。体内時計の乱れによる頭痛
- 大気汚染:デリー・コルカタ等の大都市は世界有数の大気汚染都市。PM2.5・一酸化炭素による頭痛
- 旅行疲れ:長距離移動・睡眠不足による緊張型頭痛
- 発熱の初期症状:デング熱・マラリアの初期に頭痛が現れることがある
💊 インドの頭痛薬・早見表
Apollo Pharmacyで購入できる代表的な頭痛・鎮痛薬を一覧にしました。症状に応じて選んでください。
| 薬品名 | 成分・用量 | 特徴・向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Crocin 500mg | パラセタモール 500mg | 汎用的な頭痛・発熱に。空腹OK | 1日4000mg超えに注意 |
| Dolo 650 | パラセタモール 650mg | やや強い頭痛・発熱を伴う場合 | 同上 |
| Brufen 400mg | イブプロフェン 400mg | 炎症を伴う頭痛・筋肉痛 | 空腹時避ける・胃潰瘍注意 |
| Ibugesic 400mg | イブプロフェン 400mg | BrufenのジェネリックOTC版 | 同上 |
💧 脱水・熱中症による頭痛の見分け方
インドで頭痛が起きた場合、脱水や熱中症が原因のことが少なくありません。薬を飲む前に、以下のチェックをしてみてください。
- 最後に水分を取ったのはいつですか?(2時間以上前なら脱水の可能性あり)
- 尿の色は濃い黄色ですか?(濃い場合は脱水のサイン)
- 直射日光下や高温環境にいましたか?
- めまい・吐き気・体のほてりを感じますか?
脱水が疑われる場合は、まずミネラルウォーターとElectral(経口補水液)で水分・電解質を補給してください。涼しい場所(ホテルのエアコン下など)で安静にし、30〜60分後に頭痛が改善するか確認してください。
改善しない場合や熱中症の疑いがある場合はCrocin 500mg(パラセタモール)で解熱・鎮痛を行いながら医療機関を受診してください。
❌ ロキソニンはインドで買えない?
日本人が頭痛薬として最もよく使う「ロキソニン(ロキソプロフェンナトリウム)」ですが、インドではロキソプロフェンは未承認・未販売です。
インドの薬局でロキソニンを指名しても通じません。代わりに以下の薬が同様の役割を果たします。
- 軽度〜中等度の頭痛:Crocin 500mg(パラセタモール)→日本のカロナールと同成分
- 炎症を伴う頭痛・のどの痛みを伴う場合:Brufen 400mg(イブプロフェン)→日本のイブ・ブルフェンと同成分
"Do you have ibuprofen 400mg?" と聞くと、BrufenまたはIbugesicを出してもらえます。ロキソプロフェンとイブプロフェンは完全に同じ薬ではありませんが、同系統のNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)です。
🇯🇵 日本の薬との成分対応表
日本でよく使う鎮痛薬とインドの薬の成分対応です。同じ成分名であれば基本的に同様の効果を期待できます。
| 日本の薬品名 | 成分名 | インドのブランド名 | 購入場所 |
|---|---|---|---|
| カロナール・タイレノール | アセトアミノフェン(パラセタモール) | Crocin・Dolo 650 | Apollo Pharmacy・MedPlus |
| ロキソニン | ロキソプロフェン | インド未販売 | - |
| ブルフェン・イブ | イブプロフェン | Brufen・Ibugesic | Apollo Pharmacy |
| バファリン | アスピリン | Disprin(ディスプリン) | Apollo Pharmacy |
🗣️ Apollo Pharmacyでの英語フレーズ
Apollo Pharmacyはインドのほぼすべてのショッピングモール・主要駅・空港に出店しています。「Apollo Pharmacy」とGoogleマップで検索すると最寄り店舗が見つかります。
🏥 こんな症状は市販薬ではなく受診を
・突然の激しい頭痛(「人生最悪の頭痛」と感じるような「雷鳴頭痛」)
・頭痛+発熱+頸部硬直(あごを胸につけられない)→ 髄膜炎の疑い
・頭痛+視覚異常(かすみ・複視・視野欠損)
・頭痛+手足の麻痺・しびれ・言語障害
・市販薬を使っても24時間以上改善しない頭痛
・発熱を伴い、デング熱・マラリアが疑われる頭痛
雷鳴頭痛(突然ピークに達する激しい頭痛)はくも膜下出血のサインである場合があります。これは緊急事態です。すぐに救急車を呼ぶか、救急対応の病院を受診してください。
📝 まとめ
インドで頭痛が起きた場合、まず水分補給を行ってください。それでも改善しない場合はCrocin 500mg(パラセタモール)が最初の選択肢です。日本のカロナールと同成分で、空腹時でも服用できます。
日本人がよく使うロキソニン(ロキソプロフェン)はインドでは販売されていませんが、イブプロフェン系のBrufenが同様の役割を果たします。突然の激しい頭痛や発熱を伴う場合は自己対処せず医療機関を受診してください。